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カメラレビューvol. 15

CANON EOS Kiss X9i

· カメラ

デジタルカメラといえばコンデジタイプが全盛で、一眼レフタイプのデジタルカメラはまだまだ高根の花だった2003年。EOS 10Dの弟分として登場したのが、当時人気の廉価版フィルム一眼レフカメラ、「EOS Kiss」をデジタル化した「EOS Kiss デジタル」です。ファミリー層をターゲットとしたこのカメラは、ボディ単体が実売で約12万円と手の届きやすい価格に設定したことで大ヒット。以後、Kissに続けとばかりにファミリー向けデジタル一眼レフが各メーカーから発表されました。

EOS Kissはいわばその先駆けといえるでしょう。そのEOS Kissも初代登場から15年経ち、EOS Kiss X9iで11代目となりました。今回はCANON EOS Kiss X9iのお話です。

スペックは??

集積回路

正直申しますと、私はこのクラスのカメラのスペックは大体わかっているつもりでした。わかったうえであまり手が伸びなかったというのも事実です。もしかしたら頭のどこかにママ向け、ファミリー向けという先入観があったのかもしれません。そもそも「Kiss」というシリーズ名もオヤジが使うカメラとしてどうなのか・・・と。ところがどっこい、この11代目のKissは知れば知るほど興味が湧いてきます。

 

まず搭載されているイメージセンサーはAPS-Cの2040万画素CMOSセンサー、画像処理エンジンは5DmarkⅣと同じDIGIC 7を搭載し、感度はISO100-25600まで使えます。このセンサーとエンジンの組み合わせは、実は上位機種のEOS9000Dと一緒なんですね。あれれと思い調べてみますと、他のスペックもほぼEOS9000Dと一緒で、大きく違うのはボディデザインでした。9000Dは右肩上部にミドルクラスらしくサブ液晶パネルがあり、モード変更ダイアルは左肩にあります。対してKiss X9iはサブ液晶パネルは無く、右肩にモード変更ダイアルがあります。左肩上部には何もありません。ここで注目は、両機ともにモードダイアルの下に電源スイッチレバーが付いているというところ。つまり、9000Dは左手で電源とモード変更の操作を行わなければならず、 Kiss X9iは右手だけで電源もモード変更も出来るという事です。それでお値段がKiss X9iのほうが実売で1万円程安いという事であれば、私なら迷わずKiss X9iを選びますが、皆さんは如何でしょう?・・・っと、話が脱線してしまいました。

 

Kiss X9iの話に戻りますが、シャッタースピードは1/4000-30秒とこのクラス標準、連写スピードは6コマ/秒ですのでこれもこのクラスではまあ速いかなくらいのスペックかと思います。しかし注目はAFの測距点。Kiss X9iは45点のオールクロスセンサーとなっていて、先代のX8iの19点から飛躍的に伸びました。この45点の測距点はファインダー内、左・右・中央の3ブロックに分かれるような配置になっていまして、先代の機種よりも左右のゾーンに被写体が入った時のAFがより強力になった印象です。このAFは、デュアルピクセルCMOS AFと言って、AFスピードは世界最速0.03秒。同じデュアルピクセルCMOS AFの5DmarkⅣや6DmarkⅡより速いという話もありますから驚きです。動体について、AFはスポットやゾーンではなく、完全オート任せのほうがしっかり合わせてくれそうな印象です。

タッチ液晶搭載

今やプロ機にも搭載されているタッチ式の液晶ですが、当然ながらこのKiss X9iにも搭載されています。液晶部はチルトでなくバリアングルタイプなので、展開するとモニターはカメラを構えて左側に来ます。液晶自体の見やすさは104万ドット3インチのモニターを採用しているおかげで見やすく、人の頭越しに撮影する場合やローアングルでの撮影も問題は無いでしょう。

 

また、ミラーレス一眼でなくデジタル一眼レフのライブビュー撮影の場合、ライブビュー撮影ではどうしてもAFスピードが遅くなりがちなのですが、この機種はタッチシャッター含めライブビュー時のAFがとても速いです。このスピードならスマホカメラに慣れたママでも満足のスピードかと思います。

 

一つ難点は、この機種に限らず他メーカー含め、タッチ式液晶を搭載したバリアングルモニターのタッチシャッターは非常にやりにくいですね。基本、モニターは左に展開するので、右手でタッチするなら左手でカメラとレンズを支えなくてはなりません。レンズが重くなれば片手で支えるのも負担が大きいので、バリアングルを畳むか三脚を使わなくてはならなくなるでしょう。コストの面もあるかもしれませんが、タッチシャッターならバリアングルよりペンタックスK-1で採用された5軸チルト式が左右の手でカメラを構えながらタッチできそうで良いなと思います。皮肉なことに、ペンタックスK-1にはタッチシャッターが搭載されていませんが。

SNSへのアップロードも簡単な機能!

SNS イメージ

最近のカメラらしい機能もあります。Wifi、NFCは先代も対応していましたが、今回はBluetoothにも対応。一度カメラとスマホ等を接続設定をしてしまえば、以後いちいち設定する事なく電源入れるだけで機器に接続できます。

 

この機能で便利なのは、カメラで撮った写真を即座にスマホに転送、ツイッターやインスタグラム等のSNS等へのアップロードが簡単に出来ること。また、スマホを使って遠隔でカメラ操作をすることも可能なので、集合写真などでカメラがとらえている画像をスマホに送り、皆の立ち位置などを調整後、そのままシャッターをスマホで切るなんてことが出来ます。

 

また、流石はファミリー向けだけあって動画についても抜かりありません。一眼ならではのボケを生かし、フルハイビジョン60Pのとてもなめらかで綺麗な動画が撮れます。このカメラがあれば、ビデオとカメラの二刀流とお別れできそうですね。

まとめ

価格面と機能を考えると、キヤノンのカメラとしてこのEOS Kiss X9iはとてもバランスの良いカメラだと思います。ライバル機としては同じタッチ式バリアングルモニター搭載のファミリー機であるニコンのD5600あたりになるのではないかと思いますが、画素数はD5600が2410万画素と400万画素も負けてしまってますが、測距点が X9iは45点オールクロスセンサーに対してD5600は39点(内、9点クロス)、連写はX9iが6コマ/秒に対しD5600は5コマ/秒と、基本性能は頭一つ勝っている感じです。

性能と使いやすさ、価格バランス、ファミリー向けと呼ぶには恐れ多いスペックのEOS Kiss X9i。また気になるカメラが1台増えてしまいそうです。

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