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山に行ってナニします?

山登りの楽しみ方ガイド vol.2 

秋の目玉は紅葉

· アウトドア

山が最も賑わうのは春と秋です。登山者がどっと押し寄せるのがこの二つの季節で、暑くも寒くもないという気温もさることながら、この時期には登山者が注目する自然の一大イベントが繰り広げられるからです。春は花、そして秋は紅葉です。山登りが好きな人にとってこの二つは見逃すことのできないページェントといっていいでしょう。

今回は、この紅葉を鑑賞するに当たって山で注意しなければならないことを解説してみました。

紅葉は北から南へ下る

紅葉 登山

皆さんがご存じのように、紅葉は気温が8度を下回ると北から南へ下っていきます(紅葉のメカニズムはもっと複雑ですが、ここではこれ以上触れないでおきます)。これが紅葉前線と呼ばれるもので、各地にある紅葉の名所はネットで状況を細かく報告しており、見頃の時期を大きく外すことはありません。しかし、山はそういうわけにはいきません。毎日チェックする人がいないからです。山小屋があれば管理人やスタッフに問い合わせると分かります。ホームページに上げている場合もあるでしょう。

 

とはいえ、山小屋がある山域は限られます。よほど登山者が集中する限定されたエリアにしか存在しません。市役所観光課は大まかなところは把握していますが、毎日情報が入るわけではありません。現地に行ってみて初めて、あと一週間もすれば、一週間遅かったとなるのは日常茶飯事です。

 

これは花の開花時期も同様で、自然を相手にする以上、仕方のないことです。あとは山仲間に最新情報を聞くという方法もあります。たくさんの会員が所属する登山クラブはそういう意味では大きなメリットがあります。

紅葉するのは約1か月間

紅葉 落ち葉

ここまでは紅葉という言葉を使っていましたが、実際は赤や黄色、褐色に変わる種類もあります。とはいえ、ここでは紅葉という言葉でひとまとめにしています。その点は理解してください。

この色の変化は約一か月間に渡ります。見どころは、変化が始まって25〜26日といわれています。その時期に訪れることができればいいのですが、なかなかタイミングが合わないのは前述した通りです。

素晴らしい紅葉を妨げるものはほかにもあります。その最たるものが台風です。例年、台風は9月でシーズンを終えるものですが、たまに10月に襲来することもあります。すると、せっかく色が変わり始めた葉を散らしてしまうのです。紅葉のシーズンというのに裸の状態になっているのですから台なしです。

妨げる原因はまだあります。美しく紅葉するには適度な日光も水も必要です。夏の水不足、日照不足も悪影響を与えます。それらの条件をクリアして初めて全山を真っ赤に染める紅葉が楽しめるのです。

秋の山は要注意

秋の山 日暮れ

涼しくて爽やかで、紅葉という大きな魅力もあり、秋は多くの登山者が訪れることは冒頭で記述しました。しかし、一方では、秋だからこそ注意しなければならないことが三点あります。①日暮れが早い、②天気が変わりやすい、③気温の差が大きいということです。

9月の秋分の日は昼と夜の時間が同じです。それからどんどん昼間は短くなっていきます。そして、一番短いのが12月の冬至です。10月ではそれほどではありませんが、11月ともなると日暮れはかなり早くなっています。秋の日はつるべ落としといわれるゆえんで、東京の場合、午後4時30分には太陽が沈みます。大阪はそれより20分ほど遅れますが、谷筋を歩くことが多い登山路は木立に囲まれ、日が射す箇所は少ないというのが一般的です。昼間でも暗いところが多いのですから、午後4時、5時ともなるともう真っ暗です。したがって、3時までには下山できる計画を立て、ルートを間違えたときのために各自キャップライトを必ず持参をするようにしましょう。

女心と秋の空

雨 女性 山の中

変わりやすいもののたとえとして、昔から「女心と秋の空」という常套句が用いられてきました。それは、本当は「男心と……」の間違いだと女性軍からのクレームもありますが、それはともかく、秋は天気が変わりやすいというのは確かです。夏場は太平洋高気圧の支配下にあって日本列島の天気は比較的安定しています。それが冬になると今度は大陸性高気圧が張り出し、その状態で安定するのですが、秋はその移行期に当たります。太平洋高気圧と大陸性高気圧の接点に秋雨前線が発生したかと思えば、上空を通る風が速くなって高気圧と低気圧が次々に通りすぎたりと短い周期で天気は変わります。

ましてや、山は平地を通ってきた風が吹き上げて気温が下がり、それまで含んでいた水分が飽和状態を超えて雨が降りやすくなるところですから、出発時はどんなに晴れていてもレインウエアは忘れず持参してください。

ウエアで上手に調節を

山 ウェア

秋の山で注意したい三番目が気温差です。山歩きをすると汗をかくこともあってつい薄着をしがちですが、日影に入ると気温は下がります。また、曇ると予想外に涼しく、腰を下ろしてお弁当を食べていたりすると体温をどんどん奪われていきます。また、雲のない好天日は放射冷却現象が起こり、夜間の気温はぐっと下がります。道迷いのためやむなくビバークをしたりすると凍死しかねないほどです。

山登りの基本はレイヤーですが、秋は特にそれが要求されます。フリースやウインドブレーカーを活用してこまめに着脱し、体温の安定に努めましょう。

まとめ

中高年によく見られる傾向として、気温の低下に体がすぐ対応できないというのがあります。若者の体は柔軟で対応が早く、暑さや寒さを防御するため体が反応します。しかし、中高年はそうはいきません。ようやく夏の暑さに対応できる体になったところで、今度は寒さに対応しなければならないのです。少々暑くても水分を摂取することで体を守ることはできますが、寒さには対してはそうはいきません。油断すると命を落としかねないのです。くれぐれも注意してください。

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