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山に行ってナニします?

山登りの楽しみ方ガイド vol.3

雪山は怖い? いえいえ、楽しいですよ!

· アウトドア

雪山は怖いというイメージを持っている人が多いと思います。雪崩、吹雪、滑落と人命に関わる大きな事故につながる原因が多く、冬期はマスコミでよく騒がれるためです。しかし、好天を選んで危険の少ない山を選べば、それこそ冬でしか味わえない雪山を楽しむことができます。花や紅葉と同じように、雪が積もるのを待ちかねている人も大勢います(主に南日本の人ですが)。どんな楽しみ方ができるのかと同時に、どんなところに注意すればいいかを解説してみました。

一面の銀世界

雪 銀世界

雪化粧という言葉があります。雪が積もると見慣れた光景は一変するのです。陸上はすべて雪に覆われ、そこに白一色の世界が現れます。晴れていれば空は青く、雪との対比は神々しささえ感じます。雪は音を吸収し、無音の世界が広がります。さらには樹氷や霧氷、霜柱と雪山に特有の光景が楽しませてくれます。

 

雪山の魅力はまだあります。空中のチリをすべて雪が払い落とし、低い気温が水蒸気を退け、空気が澄んで遠くまで見通せるようになります。気温が高い時期は空気が煙り、視界の悪い状態が続きますが、それが一掃されるのです。

足跡を残す楽しみ、観察する楽しみ

雪 足跡 観察

新雪に足を踏み入れ、自分だけの足跡を残すのはある意味快感です。雪の下がどうなっているか分からないという心配はありますが、登山道から大きく外れてなければ危険は少ないとみていいでしょう。積雪量が40㎝にも50㎝にもなるとラッセルが必要になりますが、20〜30㎝なら歩くのに支障はなく、自分の足跡を残す楽しさを味わえます。

 

足跡で楽しめるのは自分のものだけではありません。こんな書き方をすると、他人の足跡を見て楽しいのかといわれそうですが、雪の上に残る足跡は人間のものだけではありません。冬眠せずに活動を続けている野生動物たちの足跡も残ります。山を歩いていて野生動物と出会う機会はめったにありません。彼らは匂いに敏感で、聴覚も人間の数倍も優れています。それため離れていても人間の存在を察知し、いち早く遠ざかるからです。

 

しかし、雪が積もると、彼らは遠ざかったとしても痕跡は残ります。それが足跡です。雪の上に残った動物たちの足跡はアニマルトラックと呼ばれています。ウサギやキツネ、タヌキ、テン、イタチ、リス、それにイノシシ、シカなどがよく観察されていますから、これはなんの動物かとあれこれ想像するのが楽しいのです。中には、二種類の動物が争った跡も見かけます。狩りの跡なのでしょう。

スノーシューがあると歩きやすくなります

スノーシュー

積雪量が多いと足が雪に取られ、非常に歩きづらくなります。少しずつ雪を踏んで歩くラッセルをしなければならず、それでは疲れるばかりです。そんなときにおすすめしたいのがスノーシューです。わが国には昔からカンジキ(ワカン)と呼ばれる雪上歩行具がありました。スノーシューはそれに似たもので、アイゼンのように登山靴の下に装着します。これがあると足が深く沈み込まず、それに後方へ滑らないため非常に歩きやすくなります。ただ、カンジキと同じくガニ股で歩かないと他方の足の踏みつけて、ひっくり返ってしまいますから、ある程度の慣れが必要です。また、アルミ製ですが2kg近くあるため持ち運びに苦労するというのが難点です。

ウエアは万全に備えておきましょう

雪山 ウェア

雪山で怖いのは道迷いと低体温症です。雪はなにもかも隠してくれますが、ついでに踏み跡も消してしまいます。赤テープや道標は残っても小さなケルンは見えません。その結果、正しいルートが分かりづらくなってしまうのです。うろ覚えでは迷う可能性があり、必ずその山に詳しいベテランと同行するべきです。特に、雪山ビギナーはそうやって経験を積むことをおすすめします。

 

もうひとつの低体温症は、万全のウエアと汗対策で対処します。雪山はエリアによっては0度前後まで気温が下がります。当然、それに備えたウエアは必要です。一般的に、冬はベース、ミドル、アウターという三層で考えます。ベースはアンダーウエアです。速乾性が高く汗をかいてもすぐ乾き、それでいて保温性に優れたものが欠かせません。ミドルは圧倒的にフリースの人気が高いといっていいでしょう。アウターは各種のウエアが出回っていますが、防水、防風、透湿、通気性に優れたハードシェルと呼ばれるタイプがベターです。もちろん、エリアによってはレインギヤで十分なところもありますから、最終的な判断は自分で下すことになります。

 

ただ、山登りの基本としてレイヤーシステムは絶対に必要です。どれほど寒くても登りでは汗をかきます。そのときはこまめに衣服調節して、極力汗をかかないようにすることが大切です。いくら速乾性のアンダーウエアを身につけているといっても、肌と接触する部分には汗が染み込みます。気温が零下まで下がるとそれが凍結する可能性もあります。また、休憩すると体温はどんどん下がりますから、そのときは脱いでいたウエアをどんどん着てください。

まとめ

寒い時期は「冬眠」と称して山にはまったく出かけない人が少なくありません。雪が散らつき始めれば自宅に引きこもり、ひたすら春の訪れを待っているのです。それも山の楽しみ方といえばいえないことはないでしょう。けれども、せっかくの雪山を楽しまないのは実にもったいない話です。冬でも快適な条件というのはなかなか整いません。しかし、待っていればいつかはチャンスが巡ってきます。晴天で風が穏やかな日を選び、山をよく知っている人と一緒に雪山を楽しんでください。

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